現在、ツール・ド・フランスの真っ只中。
7月15日の第13ステージ個人タイムトライアルで「デュムラン選手:(TEAM GIANT ALPECIN)」が優勝しましたね!
個人タイムトライアルでは高速を長く持続する身体能力が必要です。
そして何よりも選手の高速巡航を最大限に引き出すための自転車の性能が勝負を分けます。
デュムラン選手(ALPECINの選手たち)が使用したマシンであるGIANT社の「TRINITY ADVANCED PRO」はチャンピオンバイクとなりました。
昨年から、私もノンドラフティングのトライアスロンレースではTRINITY を使用していますが、その威力には驚かされます。スピードを抑えることができない。。。という印象でしょうか。
今年の日本選手権予選(ハワイトライアスロン:6月)に使用した「新型TRINITY ADVANCED PRO」は昨年までのTRINITYからさらに性能がアップしています。

本日はその新型TRINITY ADVANCED PROの魅力をご紹介したいと思っています。
まず、自転車だけの写真がこちら。

ここだけの話なんですが、、、
めちゃくちゃかっこいいです。
前後からの風景はこのように見えます。


風がストレートに流れてきそうですね。うしろについてもドラフト効果が少なそうです。
“エアロ”という特性が注目される現代のレースバイクですが、こちらの新型TRINITY ADVANCED PROももちろんこだわり抜いて作られています。
まずは、ハイドレーション(給水)について。

三角形に突き出ている部分が給水ボトルとなっています。
トライアスロンレースにおいてのTTバイクのボトル設置場所には多くの方が頭を悩ませるところです。いかに空気抵抗を抑えて取り付けられるか、また飲みやすさはどうか。。。
こちらのハイドレーションボトルは”自転車との一部”。空気の流れをスムーズにし、抵抗を最小限にします。
そして、飲み口の細部な部分にも工夫が施されています。

時速40km/hを超える巡航でもストローは曲がりません。
さらに予備のボトルシステムにもこだわりがあります。

こちらもエアロ。中身がなくなったとしても、エアロ効果の威力を発揮します。


フロントのボトルがなくなったら、こちらを移し替えることができます。
TTバイクのポジションは、ロードバイクと比べて一般的に安定感が少なくなります。その状態で、ボトルに手を伸ばし、給水、またボトルを戻す。。。という行為は落車の不安など大きなストレスとなります。
サドルの後ろに取り付けるなど様々な手法がとられますが、その繰り返しは空気抵抗、スピードのロスが生みます。
これらのハイドレーションシステムは非常に画期的です。
そして、こちらのハンドル後ろの部分。


Di2のジャンクションを隠すことができます。

ジェル1つ分のスペースもあります。オリンピックディスタンスのように少ない補給で良いレースの時にはここだけで足ります。
リアブレーキはこのような仕様に。

、、、、、エアロの極みですね。
デュムラン選手の活躍に興奮して、ぐぐぐっと紹介してしまいました。
トライアスロンはまさに独走力、風との戦い。言ってみればタイムトライアルです。非常におすすめです。
日本での発売が非常に楽しみですね!!!
次回、地元広島の招待レース「さぎしまトライアスロン(8月21日)」にはこの新型TRINITY ADVANCED PROで出場します!
楽しみでなりません!
実際に見たい方は、ぜひ私が出場するレース、その他イベントにお越し下さい!
(乗ることはできませんが、、、)
それでは、明日はアクアスロンくらはし!招待選手として、元気に頑張ります!!
PS.バイクパートはないけど、新型TRINITY ADVANCED PRO持っていくかもしれません。。。