はつかいち縦断みやじま国際パワートライアスロン

日時:6月25日(日)

場所:広島県廿日市市

結果:エリートカテゴリー 準優勝

   Total 4:00:46   swim 0:34:57   bike 2:04:16   run 1:21:33

距離:ミドルディスタンス(S:2.5km B:55km R:20km)

 

9年前、このみやじまパワートライアスロンで初めてトライアスロンというスポーツをみました。そのときに見た選手たちの生き生きとした姿と興奮は未だに覚えていて、今もこのスポーツを続けることができています。

私にとってとても大切な思い出の大会です。

3年ぶりのミドルディスタンスでした。普段メインに取り組んでいるスタンダードディスタンス(オリンピックディスタンス)よりも競技時間が2倍長いレースであり、ペース配分や戦略などで普段とは異なる配慮が必要でした。日々のトレーニング自体もスピードレースに対応することを目指しているので、スタミナ的にもミドルディスタンスのレースの難しさがありました。

 マークする選手としては、ナショナルのロングディスタンス強化指定の高濱選手と前回大会2位の松田選手でした。高濱選手は2週間前の長崎五島国際トライアスロンのエリートカテゴリー王者で、ミドル、ロングディスタンスにおいて日本トップクラスの実力を持っています。

 前回出場した際には、高濱選手との差は8分4秒の3位でした。バイクで力尽きて、ランで大きくつぶれてしまった経験があるので、ペース管理を意識しました。

 スイムはセレモニーでのエリート選手紹介など、存分に地元の声援と注目を浴びながら心地よくスタートし、力むことなく普段意識している泳ぎがレースでも発揮できました。根本的な改善に取り組んでいる最中の現在、スピードレースでバラバラな泳ぎになるよりは良いトレーニングができたと思います。高濱選手がスイムでトップ通過し、2分弱の差で川久保選手とほぼ同時にスイムアップでした。川久保選手はswim400mの持ちタイムは格上の選手です。前回出場した際の高濱選手との差が1分以上短縮されていることもあり、まずまずの結果でした。

 バイクはパワー値を管理して淡々と進めていきますが、前半のうちに松田選手に追いつかれてしまいました。しばらく姿が見える範囲で追走を試みるも明らかにオーバーペースだったので落ち着いてペースを落としました。私は斜度10%超えが連続する山岳コースで予想以上に体力を消耗した印象でした。認定記録会(スイム、ラン)で結果を出すためにバイクトレーニングの優先は3番手です。それでもスタンダードのレースではバイクパートでアドバンテージを取れていましたが、ミドル以上になると大きな影響が出ました。それでも粘ることができたのは、サポートいただいているGIANT社の機材のおかげです。

 バイク終了時点でトップ松田選手から1分差で2位高濱選手、3分差で3位私でした。バイク終了時にはかなりの疲労感がありましたが、ランの走りは非常に軽く、力を使わずにうまく走れていました。効率が良くなったことを実感しました。前方の選手はなかなか見えない中、折り返し地点で松田選手をパスし、一気に引き離しました。ランもほぼ平坦のない山岳コースで、足はマメだらけ後半にかけてはバイク同様にかなり崩れました。高濱選手にはランで4分半の差をつけられて2位でのフィニッシュ。最終タイム差は6分39秒でした。

 ミドルでの経験が少ない中、地元広島で2番手表彰をキープできたことや随所に自分の成長を感じた点をプラスにとらえつつも、トップとの差を思うと未熟さを感じます。

 「ミドルまでならスタンダードの延長でできる」という言葉も耳にしますが、しっかりうまく勝負をするには、長距離のトレーニングを増やして行く必要があると感じました。難しさもありつつ、展開を見極める判断力や管理能力、勝負のかけ方などあらゆる面で短い距離とは違ったレースの魅力、エキサイティングさを感じました。今回はトレーニングの進捗状況をはかる上で良いチャンスでしたし、このレース自体も良いトレーニングとなりました。得た経験を活かして引き続き、頑張ります。

 これだけ大きな大会を滞りなく開催される運営体制も素晴らしくて本当に感謝です。ボランティアや応援、関係者の方々に感謝いたします。本当にあたたかく、アツい、大好きな大会です!

応援いただきありがとうございました!

選手の皆様、お疲れ様でした!

また、来年もよろしくお願いします!

追伸:

よく各方面から、残念だったねー。と言われますが、個人的にはそんなことないですよ。よくやったかなと思ってます。

近い将来、もっとロング向きの練習して、思いっきり戦いたいと思います!

 

小林 歩 

[所属 ] ONOMICHI U2

[スポンサー ] GIANT

[使用機材]

 バイク:PROPEL ADVANCED SL

 ヘルメット:RIVET ASIA

 ホイール:SLR0 AERO WHEELSYSTEM

タイヤ:GAVIA SLR TIRE

 サングラス:SWOOP

中国ブロック選考会(日本選手権予選)

久しぶりの投稿となりますが、6/11に日本選手権の切符をかけて島根県さくらおろち湖で開催された中国ブロック選考会を戦ってきました。

距離はスプリント。ルールはエリートレース同様でノンウェット、ドラフティング有り。

出場枠は1枠。

優勝が絶対条件。

マークする選手は、

・ナショナル強化指定 桶谷選手(島根県)

・12,13年皆生王者 吉村選手(山口県)

・昨年のインカレ団体優勝校 流通経済大学所属 小原選手(鳥取県)

 

といったところでした。

 

結果は、優勝することができました。

 

展開としては、SWIMで桶谷選手がダントツでトップ通過。30秒後に小原選手が2位通過。そこから40秒後に私が6位で通過。

バイクは4.4kmを4周回。3周目で小原選手を吸収し、最終周回には桶谷選手を10秒差ほどの射程圏内においてFINISH。

3つ巴の勝負は最終種目のランとなった。

小原選手も桶谷選手も5000mの自己ベストは私よりも上で、特に桶谷選手はバイク中にどれだけ消耗したのか全く読めなかった。

ランも4周回。1周目で桶谷選手に追いつく。様子を探りながら、しばらく併走をした。正直、ここでも消耗具合はよくわからなかった。

2周目の時点で小原選手が徐々に離れていたので、一騎打ちとなった。

2km地点の上り坂で勝負をかけた。スプリントに持ち込まれると桶谷選手に分があることが予想できたので早めに仕掛けることは想定していた。

相当苦しかったが少しずつ差を広げ、逃げ切ることができた。

 

私の調子は良かった。桶谷選手は前週に中国で海外レースをこなしている。そして翌週は蒲郡、その次は大阪。表には出さないけど、きっと大変なスケジュールだったと思う。

私はこのレースに勝たなければいけなかった。なんとしても勝ちたかった。

 

この話には続きがあって、実はブロックの代表に選出されるにはスイムトップの選手から8%以内にスイムアップしないといけないという基準があった。

私はその基準を満たすことができなかった。現状参加選手でクリアしたのは3位の小原選手のみとなる。

桶谷選手が参加するという情報を聞いた時点で、この基準はかなり厳しいことは理解していた。

正直、マジか。。。と思った。日本トライアスロン界のスイムトップクラスだから。

 

でも、ある意味で関係ない。と思うことができた。やるべきことは変わらない。コースを知り、展開を予想し、流れを読み切り、ベストを尽くすだけ。

スイム8%を切れなかったことは残念だった。それよりも向上しているスイムの力を発揮できなかったことは悔しかった。ほど遠い内容だった。でも残念ながら、今はそうなるべくしてなったスイムの結果なんだと理解している。今は変化が始まったところで、このレースには間に合わなかった。

上陸して、8%に達していないことはわかっていたけど、そんなことはもうどうでも良かった。

このレースに勝つ。それが僕にとっては一番大切だった。

 

この一年の最大の照準は次の冬場の認定記録会で強化指定の記録をクリアすることに定めている。すべてをそのために日々を過ごしている。

様々な環境も変えた。自分で足を運んで、自分の手を汚して、つかみ取る。と決めた。

とは言っても、いろいろな人のアドバイスをもらいながら日々成長している。要は心の持ちよう。

これまでにたくさんの人にたくさんのものを与えてもらってきたが、それを何も返すことができていない。

今、成長している中で

「あのときあの人が言ってたことか」

というパズルがつながる瞬間がある。

 

そして、自分自身で正しいかどうかを判断する基準には、確実にこれまでにいろんな人に与えてもらったものが基盤となっている。

 

所属先のONOMICHI U2やスポンサーのGIANT様、そして、これまでに支えてくれた人のためになんとしても。そう思って踏み出した今年、この初戦はなんとしても勝ちたかった。

 

幸い、スイム以外のレース内容については「評価に値するものであった」と小原工強化委員長のお言葉をいただいた。現在はまだ中国ブロックで選考中である。

学生時代から小原さんにも幾度となくお世話になってきている。今回の件も「スイムを伸ばせば戦える」と望みをもってくださっての現在の状況である。

 

もう、本当に感謝でしかない。絶対に何とかする。

 

選考会については、本当に素晴らしい環境に感謝しています。エリートもジュニアもレベルが年々上がっている中で、この選考会は必要な環境だと。

 

日本選手権までには4ヶ月ある。

どのような選考結果になるかはわからないが、本戦の頃には大幅に進化している自信がある。これだけは確信している。

 

次はみやじまパワートライアスロン エリートの部(6/25)

 

私がトライアスロンに出会った大会。

地元広島の応援してくれる人に元気な姿を見せたい。

 

小林 歩 

[所属 ] ONOMICHI U2

[スポンサー ] GIANT

[使用機材]

 バイク:PROPEL ADVANCED SL

 ヘルメット:RIVET ASIA

 ホイール:SLR0 AERO WHEELSYSTEM

 サングラス:SWOOP

 サイクルトレーナー(ウォームアップ):CYCLOTRON FLUID ST