僕のトライアスロンのキャリアが、 広島大学に入学しGullsという部活に出会ったことから始まる のであれば、もうすぐ10周年になります。 レースは100を超えたでしょうか。
悔しい思いが多くて、挫折して、嫌になったこともあったけど、 今ももっと強くなりたいと思って続けています。
これまで、応援して下さった方に感謝です。
さて、10年間何かを夢中になって続けたということは始めてです。
少し思うことを綴ってみます。
何か区切りを迎えたときに、 あるいはふとちょっとしたことをきっかけに無気力になったりする ことがあります。
それが何日も続くことがあると、これは厄介です。
次の目標、照準、 やるべきことはわかっているのにうまくいかない。
支えてくれる人にこたえたいのに、不安になり、臆病になる。
やけに気合いが入っているときなんかは、実は要注意、すごく 危険だったりします。
ときには、僕の場合は少し距離を置いてみます。
楽しいだろうな。と思うことを思いのままやってみます。
そんなことをしながらほんの数日過ごせば、結局、 自分にとって一番楽しくて好きなのは、 トライアスロンだということに気づきます。
10年のうち、何度かそんな時期がありましたが、 こうしてトライアスロンを続けているということは、 やっぱりこのスポーツが好きなんだと思います。
アスリートも色々なタイプがいて、 色々な考えを持っていると思いますが、 僕の中心には絶対にこの感情が必要だと思っています。
その気持ちがあって、強くなりたいと思える。
だからこそ、 その気持ちを思い出す時間がときには必要なのかもしれないです。
中途半端にずるずるやると、たぶん僕の場合はうまくいきません。
ピアノは3ヶ月
その後、軟式野球は9年
その後、陸上長距離は3年
その後にトライアスロンに出会いました。
自分がもっと楽しめるもの、夢中になれるものを見つけてやってきました。
たぶん、僕がこのスポーツを離れる時がくるとすれば、 それはもっと楽しいことを見つけた時なんだと思います。
好きだから、楽しいからやっているんだと思います。
イベントに来てくれる少年を見ていて、そう思いました。
10年たっても未だにノビシロばっかりです。